日本代理店の公式情報がまだ揃っていない今、海外サイトやレビューをもとにスペック・特徴・実走インプレを詳細にご紹介します!

🌟 Arctic Leopard XE PRO S とは(アークティック・レオパード)
今春(2025年3〜4月)、世界同時リリースされたArctic Leopard XE PRO S。
各国で正式納車が始まり、「箱出しの状態で完成度が高い」「すぐ乗れる完成度」という評価が多数。
Arctic Leopardはモトクロスやエンデューロだけでなく、ラリーレイド分野でも実績を重ねているメーカーです。
同社の別モデルは、過酷なダカールラリーにも出場経験があり、実戦の中で性能と耐久性を証明してきました。
世界最高峰のラリーで磨かれたノウハウは、XE PRO Sのような量産モデルにも確実にフィードバックされており、「箱出しで完成度が高い」と評価される理由の一つでもあります。
実はこのモデル個人的にもずっと気になってたところ……
なんと当店に日本代理店からオファーが届きました。
「取扱いしてくれませんか?サンプル車両も用意するので、リッジパークで試乗できるようにしてほしい」とのこと
もちろん快諾いたしました。
まずはスペックを紹介していきます。
🌟 パワー・性能スペック
項目 | スペック |
モーター出力 | 定格20 kW(ピーク20 kW/約27HP) |
トルク | 600 Nm(ホイール出力) |
トップスピード | 約100 km/h(62 mph) |
🌟 バッテリーと航続距離
- 72V 55Ah(約3,960Wh)リチウムイオンバッテリー
- リアル走行(50 km/h巡航)で最大約100マイル(160 km)、街乗りやエコモードではさらに伸びる
🌟 車体・重量・寸法
- 重量:約72 kg(159 lbs)
- 全長:約1,300 mm、シート高:約830 mm
- ホイール:19″前/18″後(※16″も選択可)
🌟 タイヤ&ブレーキ
- フロント:70/100‑19、リア:90/100‑18 or 90/100‑16
- ブレーキ:前後220 mm 油圧ディスク(DOT4)
🌟 サスペンション・シャーシ
- フロント:KKE USD 37 mmフォーク/202 mmストローク
- リア:KKEモノショック 210 mm(圧縮・伸び・プリロード調整可)
- チェーンドライブ+モトシートデザイン
🌟 テクノロジー&ユーザー機能
- TFTディスプレイ with NFCスマートキー
- 4段階の走行モード切替(1=ビギナー向け〜4=パワー全開)
- バック走行機能搭載
- LEDヘッドライト+ホーン内蔵
- Bluetooth対応:Fardriverアプリでチューニング可
🌟 海外レビューでの評価ポイント
- 走り出しから加速が“脅威的”、トルクが太く、トレイル走行でも“安心して踏めるパワー”
- 70/100‑19 + 90/100‑18 のホイールセットで、取り回しと安定性を兼備
- 海外YouTubeレビューでは“箱から出して即走れる完成度”と讃えられているyoutube.com+1electriccyclerider.com+1

✅ 試乗インプレッション
実際に「箱出し」の状態から組み上げて走行した感想を率直にお伝えします。
- まず組立時点で感じたのは“作りの良さ”。フレームの溶接精度や各部のトルク管理がしっかりしていて、安価なEVバイクにありがちな“ガタつき”が皆無。
- 走り出しは滑らかで、トルクの立ち上がりが非常に自然。パワーがドンッと来るのではなく、しっかりコントロールできる伸び方をします。
- モード2~3がトレイルでは最も扱いやすそうです。
- モード4ではパワーが一気に解放され、上り坂やダッシュで明らかに“クラスが違う”と感じる加速が可能。
- 10kgほど重い車重も、乗ってみると逆に武器。ギャップの安定感、コーナリングの接地感に明らかな差を感じました。
- NFCキーとパスコード起動は超便利! 鍵を探さなくても起動できるのは、特にフィールドで助かります。
- バック機能も思った以上に実用的で、狭いコースでの切り返しやトレイル出口で重宝。
- KKE製サスペンションの性能は予想以上。特にフロントの剛性感が高く、フルブレーキ時でもノーズダイブしすぎずコントロールしやすい印象。 カラーはゴールドかブラックが選べるみたいです。
- リッジサイクルではホイール構成は前19 / 後16インチを選択。これはミニモトサイズと共通でタイヤの選択肢が非常に多くパワーはあるけど路面食わないみたいなのを改善できると思ったからです。
全体として完成度がかなり高いです。
✅ まとめ&おすすめポイント
Arctic Leopard XE PRO S は、ただの電動ダートバイクではなく、本気で走る人も満足できる高性能マシンだと断言できます。
🚩おすすめポイントまとめ
- ✅ 20kWのフル出力&600Nmトルクの爆発力
→ “エンジンバイクよりも速い?余裕のある加速感” - ✅ 72V
55Ah(3960Wh)バッテリーで航続160km級
→ 1日遊んでもバッテリーの心配なし(実際どうか今後テストしていきます) - ✅ 高剛性なフレームとバランスの良い車重
→ 上級ライダーにも安心の安定感 - ✅ 4段階モード+バック機能+NFC起動
→ 初心者〜中級者にも扱いやすく、オフ体験用にも使える - ✅ バック機能+NFC起動
→ パスコードのみで走行開始できるのは便利 - ✅ リア16 or 18インチ選択可能
→ 体格・走行ステージに合わせた最適構成が可能 - ✅ 箱出しで“完成されている”安心感
→ 買ってすぐレース・トレイルに出られる完成度
もし「電動ってどうなの?」「走破性は?」と気になっている方がいたら、リッジパークでの試乗を本気でおすすめします。
これまでの電動バイクのイメージが変わるかもしれません。
海外情報で気になっていた方にも、ブログを読んで全容を把握できる構成にしました。気になる点があればコメントいただければ追加でご案内します!
サスペンションチューニング+リッジ流カタム解説も準備中していきます!