JNCC 神立 サポート参戦

9月19日-20日に開催された、JNCC 第4戦 神立スキーリゾートのレースサポートに行ってきました。

今回、渡辺学選手は新型の2021年式 YZ450FXで参戦です。前週にオフビでセッティングし、軽く乗っただけでしたのでぶっつけ本番に近い状態での参戦となりました。でもセッティング時の手ごたえは上々だったようです。

今回は天気予報では微妙に雨が降りそうな雰囲気でしたが結果的に降らず、路面は程よく湿っていてベスコンとなりました。

今回も前後BS X20をチョイス。フロントムースも直前で変更。

今回も前回デッドヒートを繰り広げた熱田選手の参戦が決まっており、油断ならない展開が予想されます。また数年前チャンピオンだった小池田猛選手のスポット参戦も決まっており、今回もライバル多数な展開です。

今回もFUNクラスで当店の常連メンバーが参戦しました。前回のほうのきより成績がアップしていたのでこの調子で今後も頑張ってほしいですね。

午前中のFUNクラスでは前日の雨が少し残り、若干マディ状態だった模様

ちなみに彼らが着用しているジャージはリッジサイクルオリジナルのチームジャージです。CARRYさんに作ってもらいました。THORのジャージをベースに落ち着いた色合いで仕上げてもらいました。渡辺学選手と同じデザインのジャージです。

常連さんとのコース状況情報共有。この後、ピットのお手伝いもお願いしました。

新しいジャージを着て、渡辺学選手を囲んで皆で集合写真を撮ろうと思っていたところ、、、

FUNレースが始まる直前、YZ250FXに乗るエントラントの方がエンジンが掛からないと困った様子でYAMAHAテントに来ましたので大急ぎで各部チェック。点火の確認、燃料の確認と進めていく中で、スロットルボディが汚れていたのでそちらを清掃したら無事にエンジンが掛かりました。その方はFUN Bクラスで入賞されていたのでスタートに間に合って良かったですね。

ちなみにリッジサイクルでは、レース前点検も承っております。スロットルボディの清掃も含め、各所グリスアップとマシンコンディションの調整を実施します。日頃のメンテをしっかりやっておられる方は問題ないかと思いますが、レース前に十分時間が取れない方はサポートしますので遠慮なくお問い合わせ下さい。

COMPのレースは、序盤からハイスピードが予想されていましたが、2週間前にアバラを傷めていたこともあり無理はしない作戦でいくことになりました。とはいえ、熱田選手は前回のほうのきでもデッドヒートを繰り広げた相手ですからペースはかなり速くなることが予想されます。どこまで無理せずペースを上がられるかがポイントになりそうです。

予想通り序盤からかなりハイペースな展開となり、中盤以降は熱田選手との一騎打ち状態となりました。ちょっとしたミスで差が埋まるの油断できない展開が続きます。その為、給油タイミングも早め2回にし、後半は走り続ける作戦としました。

肉薄する熱田選手の前を逃げる渡辺学選手

3位以下を全員ラップするほどのデッドヒートを繰り広げ、最終的には2位の熱田選手に40秒差をつけてゴール! ワンミスで追いつかれる緊張感のあるレースでしたが見事優勝することが出来ました。流石の安定感ですね。おめでとうございます!

最後は40秒差をつけてゴール!

ピット作業中も常にラップタイムを計測して油断できない状況が続きましたが、優勝に貢献できて嬉しい限りです。今後もしっかりサポートを続けていきたいです。

表彰式では熱田選手との激闘を語っておられました

次戦はビックディア広島ですが、熱田選手のみならず成田選手も参戦するようです。更に激しいデッドヒートになりそうですが、しっかりサポートして渡辺学選手の優勝に寄与したいと思います。

ちなみに今回は、9/18(金)に会場入りし、コーステープの設置等のお手伝いもさせて頂きました。その際にマシンが汚れたので、噂のSLiCKを試してみました。

レース会場でよく見かけるSLiCKさんです

中性洗剤を使用しているので油分が落ちずマシンへのダメージが少なく洗車ができます。水で中和して使うので1本で30回くらい洗車ができます。泡が車体にくっつくので泥汚れを分解しやすい気がしました。他の洗浄よりもよかったのでオススメです。

スプレーしただけでこの状態。落ちない泡が汚れを分解してくれます。
この通りピカピカになりました。洗車が簡単になりますね!

XTRIG 製品取扱開始しました

長い梅雨の後の連日40度に迫る猛暑が落ち着き、大分涼しくなってきました。これからの季節はバイクに乗りにはベストシーズン。ツーリングが心地よい季節がやってきます。

Ridge Cycleでは今後もレースサポートの予定が続いており、忙しい日々が続きそうです。今年はコロナの影響があって後半にレースが立て込んでいます。渡辺学選手の年間チャンピオンを目標にしっかりサポートしていきますよ。

さて、タイトル通りなんですが、今日はカスタムパーツで有名なXTRIG製品(輸入元はTechnixさん)の取扱開始のお知らせです。XTRIG製品はハンドル回りのパーツが有名ですね。 プロライダーのマシンに装着されているのを見たことがある方も多いと思います。

Ridge Cycle Online Shop のXTRING商品はこちらから

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トリプルクランプは、削り出しパーツなので見た目の質感アップもさることながら、剛性もアップします。フロントフォークの留め方が純正と違い、互い違いに留める構造になっています。このトリプルクランプを装着すると、フロントフォークが良く動くようになります。実際、自分のマシンにも装着済みで何度かレースなどでも使っていますが、乗り比べるとすぐわかるレベルでフロントフォークがより良い仕事をしてる感触でした。見た目のカスタムというわけではなく、足回りのカスタムとして有効ですね。プロライダーの装着率が高いパーツなのも納得です。

お値段的にお手軽カスタムではありませんが一度装着すると手放せなくなるパーツかと思います。純正フロントフォークの方は勿論ですが、リバルビングなどフロントフォークのみチューンされている方も、是非試してみてほしいですね。

次にダンパー付きのハンドルポストであるPHDS。路面からの衝撃を緩和する部品ですが、その効果は絶大です。 こちらも自分のマシンに半年ほど前から装着していますが、今は手放せないパーツですね。ハンドルへの不要な振動が軽減される為、手の疲れ具合が全然違います。

取付けるダンパーは硬さが3種類ありますので、ご使用になるシュチュエーションに合わせてチョイス可能です。標準セットで付属するミディアムよりもソフトタイプのグリーンがおススメです。モトクロスなら好みによりミディアムもよいかと思います。レッドはハードタイプですが、モタード等オンロード向けですかね。

PHDSは、純正のトリプルクランプに装着できるタイプもありますので、まずはこれだけ試してみるのもアリですね。トリプルクランプと一緒に装着すると、更に効果アップ間違いなしですが。(笑)

ハンドルポストも削り出しパーツで、XTRIGのロゴが入りますのでカッコよくなります。パーツ精度も剛性もしっかりしています。

YZ250FXに装着したイメージはこんな感じになります。

KYBの純正フォークでも違和感のない装着感ですね。カッコよさは倍増、性能は更にアップとなればこれは付けるしかありません!(笑) 足回りカスタムは乗り味を大きく変えますのでご自分の乗り方や好みに合ったパーツ選びが大切です。このトリプルクランプを付けることで、フロントフォークのチューニングに専念出来ますね。

ちなみにトリプルクランプの締め付けトルクは、上が17Nm下が15Nmで、純正より緩めになっています。この辺もサスの動きに貢献していますね。

是非皆さんにもこの違いを体感してほしいと思います。

現在Ridge Cycleでは、JNCCやWEXなどのレースの際に、これらの車両を試乗車として体感して頂く準備をしています。「今日試乗出来ないの?」とお気軽にお尋ね下さい。また、イベントなどで見かけた際も是非お気軽にお声がけ下さい。

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JNCC ドリーミンほうのき サポート参戦

8月22日-23日に開催された、JNCC 第3戦 ドリーミンほうのきのレースサポートに行ってきました。

天気予報では土曜日に雨が降ると言ってましたが結局雨らしい雨は降らず、完全ドライコンディションでした。レース中は砂埃が凄く、山々が霞むほど。8月ということもあって暑さもあり、タフなレース展開になりました。

ほうのきスキー場は、初開催の時に走ったことがありますが、全面芝で最高のコースでした。年々路面が荒れているようで、今はガレが多くて難しいセクションが増えていますね。雨が降ると上りがツルツルで辛かった記憶があります。

今回も渡辺学選手はYZ450Fでの参戦です。もちろんバッチリ整備してきました。雨予報がちらついてたので直前まで悩みましたが、結局ドライコンディションだったのでタイヤは前後ブリジストンのX20をチョイス。パンクする恐れがあるので今回ももちろんムースを使用。

完全ドライコンディションで真夏の暑さとなりました

今回はなんと現役モトクロストップライダーの成田亮選手やモトクロス界のレジェンド達が多数参戦しており、JNCCライダーとのバトルが見所となりました。 それらのライダーが先行した場合は無理せず追う作戦で行くことにし、着実にポイントを稼ぐことを念頭にレース展開次第で作戦を柔軟に変えていく方針として挑みます。

渡辺学選手はいつも通りの落ち着き。流石の余裕です。

トップライダーが順に紹介されながら入場する様子はテンションが上がりますね。皆さん気合入りまくりです。今回はどんな展開になるでしょうか。

モトクロス界からの刺客、熱田孝高選手と成田亮選手が隣に並びます。

気合十分のモトクロス勢。エンデューロはモトクロスと違いますが、トップ選手ともなればそのスピードは侮れません。 特に熱田孝高選手は、渡辺学選手と首位を争うデッドヒートを繰り広げ、大いに盛り上がりました。

スタートして1コーナーを抜け、上り坂を駆け上がる一団

渡辺学選手もスタートからペースを上げていきます。砂埃がひどくなることが分かっていたため、なるべく前に出る作戦を取ったようです。このメンバーだとそう簡単に出来ることではないと思いますが。笑

ほうのきは、上ったり下ったりが多いコースですが、特に下りの斜度がかなりきついセクションがあります。ドロップオフ、ほうのき転がし、クリフハンガーなど、それなりに経験のあるライダーでも失敗すると大ダメージを受ける油断の出来ないセクションです。

順調に周回を重ねますが、2位の熱田選手の追い上げが凄い。一時順位が入れ替わることもありましたが、渡辺学選手も譲るわけにはいきません。ピットタイミングも厳密にガソリン残量を計算し、ピッタリ計算通りのレース展開になりました。

最終的には2位の熱田選手に6分の差をつけゴール

L1が出た時点で5分差、最終ラップもミスなく周回し、最終的には熱田孝高選手に6分差をつけてゴール! どんな状況でも優勝という結果を出す渡辺学選手の強さを目の当たりにしました。優勝おめでとうございます!

表彰式でのシャンパンファイト。優勝おめでとうございます!

リアタイヤのブロックが飛ぶほど(センターのブロックは殆ど千切れてました)の激闘を制し、優勝した渡辺学選手。ランキング1位の鈴木健二選手が残念ながらリタイアされていたのでランキング1位に返り咲きました。年間チャンピオンに向けて今回優勝出来たのは大きいと思います。

多くのレジェンドライダーが参戦した今回のJNCC、コロナ禍でまだまだ大変な状況が続いていますが、無観客・ソーシャルディスタンスやマスク着用を徹底しながらも大変盛り上がった大会となりました。

残り5戦、普段より各大会の間隔が狭く忙しいスケジュールとなりますが、今後も渡辺学選手をしっかりサポートしていきます。リッジサイクルではレーサーのメンテナンスやレースサポートも行っておりますので、遠慮なくお声かけ下さい。

当店の常連さんもFUNクラスで参戦されました。いつも林道で遊んでいるので今回のようなスピードレースは少々難しかったようです。

惜しくも入賞ならずでしたが、ハイスピードレースはいい経験になったようです。しっかりメンテしますので次回に期待ですね。

レースに興味ある方、リッジサイクルが優しくサポートしますので是非お気軽にお声かけ下さい。どんな小さなことでも相談に乗りますよ!

リッジサイクルのレオ専務。今日も夏の暑さで延びちゃってますがご来店の際は笑顔でお迎えします(笑)