今回はBETA RR2T 250のフロントフォークオーバーホールをご依頼いただきました。
この度はご依頼いただきありがとうございます!
まず分解してみると、フォークオイルはかなり汚れていました。

オイルが劣化すると減衰性能だけでなく、内部部品の摩耗も進みやすくなるため、定期的なオーバーホールがおすすめです。
さらに点検を進めると、カートリッジシールが外れ、フリーピストンリングも脱落していました。


この状態では本来の性能が発揮できません。
カートリッジ単体で作動確認をした際も、明らかに減衰力が不足している状態でした。
幸いにもカートリッジ内部やダンパーロッドに傷はなく、主要部品はそのまま使用することができました。
内部はすべて分解・洗浄し、新品シール類を組み込みながら丁寧に組み立てています。

また、アウターチューブのスライドリングにも摩耗が見られたため、新品へ交換しました。
スライドリングはフォークの動きにも影響するため、摩耗している場合は交換がおすすめです。

今回はオイル量も330ccから340ccへ変更し、ストローク後半の踏ん張りを少し向上させるセッティングにしています。
オーバーホール後は本来のダンパー性能が回復したため、コンプレッションアジャスターは4クリックから8クリックへ変更しています。
まずはこちらのセッティングで走行していただき、フィーリングを確認しながら微調整していただければと思います。

今後も定期的なメンテナンスで、快適なサスペンション性能を維持していきましょう!
この度はリッジサイクルをご利用いただき、ありがとうございました!
















